7/15【大地の再生見立て講座@葉山の星山】
もともと葉山御用邸の水源地であり、
地元の方々の里山として大切にされてきた星山。
大楠山系の鍾乳洞からこんこんと湧き出る水が豊かで、
今でも希少生物の産卵が見られたり、多種な樹木が生えていたり
首都圏の貴重な里山。
「自然を生かしながら子どもたちが過ごせる場づくりをしたい」
という想いから出発し、
この度、大地の再生の視点や手法による場づくりも行っていくこととなりました。
4月に大地の再生のワークショップに参加した時のレポート
http://www.hoshiyama.org/2018/03/362
7月15日、星山では、
まず、矢野智徳さんによる星山の見立てを行ないます。
みんなで星山を歩きながら、みていきましょう。
★大地の再生【見立て講座】とは?
大地の再生講座では、水と空気の動きに着目し、
自然に倣った手法で、その土地が本来持っている力を発揮させることで
そこの環境改善を実践します。
水はけの悪さや土壌からの悪臭など不具合が改善されたり、
ほどよい風や光の心地よい場所になったり・・・
実作業をする前に大切なのが、
その場をよく観察するということ。
その土地の状態や状況を把握します。
大地の環境はどうなっている?
生物環境は?
気象環境は?
その場所そのものがいろいろなことを教えてくれます。
すると、どのように手を入れればよいのかも見えてきます。
見立て講座では、その土地といかに向き合い、どう読み取るのか、
矢野さんの見立てとともに、その視点と内容を共有します。
人がどのような土地利用をすると環境保全にもつながるのか
自然と人のしあわせで実際的な共存について考え、学ぶ機会になると思います。
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【大地の再生見立て講座@葉山の星山】
【日程】2018年7月15日(日) 9:30開始 ※受付9:00~
【場所】集合場所:湘南国際村 第二研修室
※湘南国際村アクセス:http://www.shonan-village.co.jp/access.html
【参加費】5000円
【昼食】お弁当を手配いたしますのでご希望の方はお申し込みの際にお知らせ下さい。または、ご自持参されてもかまいません。
【持ち物/服装】作業着(長袖・長ズボン)、作業手袋、長靴、タオル、雨具(カッパ上下))、弁当、飲み物、用意が可能な方は移植ゴテ、ノコ、カマ、
※虫除け対策をしっかりとご準備下さい(スプレー、携帯蚊取り線香など)
【タイムスケジュール】:
9:00 受付
9:30 開始(座学〜フィールドワーク)
12:30 昼食
13:30 フィールドワーク
17:30〜18:30 終了予定
※おおよその予定・目安で、実際とは異なる場合があります。
【お申し込み、お問い合わせ】
メールの件名に【7月15日大地の再生参加希望】とご記入のうえ、
以下の情報とともにお申し込み下さい。
メールアドレス⇒ hoshiyamatide@gmail.com
●名前:
●電話:
●住所:
●ご連絡がつきやすいメールアドレス(またはメッセンジャー):
●当日、現地までの交通手段をお選び下さい
逗子駅から電車&バス/徒歩や自転車や原付バイク/車/その他
●お弁当のご希望の有無(アレルギーをお持ちの方はご記入ください)
【当日の緊急連絡先】08056561172(今村)/09077226080(むろき)以上、TIDEPOOL 。09011546519(岩田)大地の再生
【共催】 TIDEPOOL :http://tidepool.jp
一般社団法人 大地の再生 結の杜づくり
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『大地の再生講座 ~結の杜づくり~』では、
大地の水脈(大地の脈として動く 空氣と水の動き)を改善し
大地の呼吸を取り戻す方法、
人と自然との結作業(協働作業)を学んでいきます。
お手本は自然。
実際にフィールドに立ち、
自然の営みに倣った作業をしながら
五感を通して学んでいきます。
~関連記事~
呼吸をしている限りは、まだ間に合う。大地の再生
http://watashinomori.jp/interview/image_itv_19.html
風土を再生する~里山整備の視点
http://watashinomori.jp/gotoact/job_vlt_05.html
日ごろ身近に自然と関わっている方、
これから自然と関わろうとしている方、
まだ関わっていない方も、
造園業、農業、林業をされている方、
土木業、建築業をされている方、
食や身体や医療に関わっている方、
子育て中の方、
自然に倣った暮らしをしたい方、など
どなたでもご参加いただけます。
共にいのちの学びと育みを深めていければ幸いです。
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【全国のコミュニティページ】
大地の再生 全国「結の杜」づくり
https://www.facebook.com/daichisaisei/
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~「大地の再生講座 結の杜づくり」に向けて~
日本の各地で、傷んできた大地の再生講座をひらかせてもらうようになり、
大地の再生は、関わる四者の結い作業(協働作業)によって成り立ってゆくものだと 改めて思うようになりました。
一. 杜の園芸
二. 講座の参加者
三. 講座で関わる地域(人社会)
四. 講座で関わる自然(生き物社会)
杜の園芸と参加者の方だけのギブ&テイクでは終わらない。
その学びと改善の余波は、直接流域におよび、その場とその周囲に影響し合う責任を
問われてゆくことになるでしょう。
“結の杜づくり”
それは、まるで おまつりのおみこし担ぎのよう。
−− 誰かがつかれたら誰かが入れ替わり、
力のある人・ない人 それぞれに力の流れをつむいでおみこしは進んでゆく。
命の作業は、
あわてず、あせらず… ゆっくり急げ。
人だけが楽しむのではなく、
みなが力を出し合う、ささやかな結い作業によって
命はつながってゆく。 −−
それは、小さな動きから大きな動きまでが連鎖してゆく
自然の生態系の動き・流れそのものに重なります。
そもそも「杜」の語源とは、
−− 人が森の神に誓って
「この場を、傷めず、穢さず、大事に使わせてください」
と祈りを捧げて、ひも(紐)を張って囲った場、を意味する和語 −−
と、ある本に記されていました。
この大地の再生講座(学び)が願いや想いだけにとどまらず、
具体的な大地の要である水脈機能(大地の空氣と水の循環)を回復するための、
人と自然との協働作業(結)として一歩一歩つむがれてゆくことを願い、
今年もスタートしていきたいと思います。
– 2016年のはじめに –
杜の園芸 矢野智徳
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大地の再生講座 ~結の杜づくり~(2018年 全国版スケジュール)
https://www.facebook.com/events/1605685172857211/
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