レポート【7/15大地の再生見立て講座@星山】

7月15日に行われた【大地の再生見立て講座@星山】

詳細
https://www.facebook.com/events/1691450610890245/

 

午前中は、湘南国際村の研修室で参加者の皆さんの自己紹介のあと、
「大地の再生」についての矢野さんの講義を受けました。

大地を再生させるべく、日夜、日本全国を飛び回る矢野先生。

大規模な汚染だけでなく、

日々の暮らしを取り巻く、身近な土地で起きていることにも
私たちは「何もできない」と思い込んでいますが、

少し意識を向けるだけで、
誰にでもできるささやかな行為の中に
環境を整え、変えてゆく力があることを知ることもできました。

 

むかし、里山の自然と共存していた人たちは
自然界に流れている風や水の動きを知り、
最小限の手入れで 環境との持続的な関係性を築いてきました。

 

私たちは今、たくさんのものや情報を手に入れながらも
「シンプルなことこそ 難しく感じる」
そんな暮らしをなんとかできないものかと、模索する時代を生きています。

 

根っこと格闘しながら穴を掘る

マニュアルはない。感覚が全て。

そこにあるもので着々と、 立派なトイレができてゆく!

あまねく宇宙、自然、
ひいては私たちの体の中に息づいている
単純明快で確かな いのちの仕組み
子どものような素直な目と、心でとらえることができたら、

矢野さんの言葉で言う

「次元が変わる」感覚
味わえるのかもしれません。

森にある素材で
持続可能なトイレをつくりあげたあと、

星山のフィールドを歩きながら
今、この森で起きていることを 素直な目で見つめ直し、

ほんのわずかの手を入れただけで
空気が淀んでいた場所に
スッと風が流れ込んでくる瞬間を
皆で体感して 静かな歓声を上げました。

 

この9ヶ月の間、
一生懸命 森の手入れをしながらも

時に「人間の都合」もせめぎ合うような
時間の流れの中で、

うまく行ったり
行かなかったり、

達成感を味わったり
ため息をついたり、

色々な試行錯誤を重ねてきましたが、

そもそもに、

この森に息づいている
《いのちの時間》の流れに「挑む」のではなく

少しずつ手を差し伸べたり、

対話するように
自然からさまざまなことを教えてもらいながら、

ゆっくりと育まれてゆく関係の中で

私たち自身も回復し、思い出し、
育ち直してゆく喜び そのものが、

海・空・大地とともに生きることの恵みなのかもしれません。

星山の森では これからも
ゆったりと 豊かに、皆さんと育ち合い
分かち合う時間を重ねてゆきたいと思っています。

ボランティアDayも定期的に行なっていますので
是非お気軽に遊びに来てくださいね!

●7月21日は作業の後、流しそうめんにもトライします💕
詳しくはこちら
http://www.hoshiyama.org/2018/06/583

●星山プロジェクトクラウドファンディング残り10日間!
応援よろしくお願い致します!
https://faavo.jp/shonan/project/2789

 

星山FBページ:https://www.facebook.com/hayamahoshiyama/?ref=bookmarks
星山HP:http://www.hoshiyama.org

大地の再生 全国「結の杜」づくり
https://www.facebook.com/daichisaisei/

2018-07-16 | Posted in 森のレポートNo Comments » 

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